
鴨川(かもがわ)の概要:
京都は三方を山に囲まれ、その中心に鴨川が流れています。鴨川に沿って歩くこのコースは、春の桜、夏の納涼床、秋の夕暮、冬のユリカモメや鴨と、四季おりおりに趣きがあり、一日中その川辺に立たずんでいても飽きることなく、自然と人とのおりなす美しい景観を見ることができます。古来、鴨川の河原は、さまざまの芸能が演じられる庶民の歓楽の広場であり、四条河原付近は出雲の阿国による歌舞伎の発祥の地として有名です。北大路橋付近から河原に出、南に向います。出雲路橋付近は、京の七口の一つ鞍馬口にあたり、京都市交響楽団の練習場があり、練習風景を一般公開しています(要予約)。更に下った出町付近では京都市民の暮らしぶりに触れることができます。北村美術館で、茶道具を鑑賞したら、頼山陽書斎山紫水明處へ。この地で、暮れゆく東山連峰の山肌と川の流れを見、江戸時代の歴史家頼山陽は、「山紫水明の美しさである。」と言ったといわれています。今はレストランに変身した旧電気通信技術史料館の建物を右に見ながら二条大橋へ。森鴎外の小説「高瀬舟」で有名な高瀬川の最北端一之船入は史跡となっていて、高瀬舟が再現されています。夏の日の夕暮、この付近から鴨川の河原に並ぶ納涼床で、食事や喫茶を楽しむのもいいものです。